部活動
CLUBsの活動について
高校生にとってCLUBs(=部活動)は、人生を大きく変える体験や出会いに恵まれ、一生の思い出にもなる非常に大切な活動です。文化系も、運動系の活動においても5つのチカラが身につくのはもちろんですが、それだけではおさまらない可能性をもっています。生徒主体の各CLUBで行われる様々な活動が生徒を大きく成長させます。生徒たちの自ら考え、動いた経験こそ宝と考えます。今回は、文化部、運動部の生徒に話を聞いてみました。
バドミントン部
岩倉高校バドミントン部では高校から競技を始めた未経験者も多く在籍していますが、日々経験者に追いつけ追い越せと切磋琢磨して活動しています。
「基礎基本に忠実に」・「日常生活の延長線上の部活動」を活動軸とし、練習中も周りと声をかけあい、生徒主体で練習メニューの構築を行うだけでなく対戦校の分析や目に見えない努力を積み重ねるなど活動に対する熱量を感じることができます。
岩倉高校の中でも若い部活動になりますが、OBOGの参加にとどまらずラケットショップの店員の方をお招きするなど、生徒の「横」のつながりだけでなく幅広い年齢の方々との「縦」のつながりも大切にしているのが特徴です。
茶道部

茶道部は設立して6年目という、比較的新しい部活動です。設立理由は、オープンスクールで呈茶を行う一時的な企画だったはずが、この活動を部活動として続けたいという生徒の声が挙がったからです。その信念は後輩へと引き継がれ、部員の提案から2023年度は大使館員を招いた茶会を実施することにも繋がりました。現在、部員数は30名近くとなり、合宿や学校外の茶室でのお茶会にも挑戦しています。おもてなしの心を大切に、部長を中心として主体的に行動しています。茶道部の活動で得られる力は5つのコンピテンシーの全てに当てはまっていますが、特に、『Influential(影響力)=自分の思いを考えて仲間と一緒に作り上げることができる力』が、年々高まっている点に茶道部メンバーの魅力を感じます。

茶道初心者の私は、手厚いご指導で様々なお点前を習得することができ、現在では部長として運営・企画をおこなっています。茶道部で学んだ「興味を持ったら挑戦してみる」を大切に、挑戦していきます。
3年 K.K.さん
女子ラクロス部

女子ラクロス部はラクロスを通じて、多様な経験を積み、卒業後も成長し続けられるメンタリティの醸成を目指しています。特に対話力と自発的思考の向上に重点を置いています。海外遠征・国際交流や多世代との交流では、自ら行動しチャレンジする場面が多く、経験を重ねるごとに生徒は自発的に考え、たくましく成長していきます。また、相手の気持ちを理解した上で自分の考えを発信する対話力を身につけるため、日々の対話で失敗を恐れずチャレンジを続けています。

ラクロス部は、幅広い世代との交流や国際交流を行っています。このような体験から自ら行動する力や対話力を身につけました。違う世代との練習もあり、視野、世界が広がり、人として成長を実感できています。
3年 T.A.さん
バドミントン部では生徒主体となってメニューを考え、部の基本方針である「基礎基本に忠実であれ」を意識しながら練習をしています。この考え方のもと、個々の実力向上だけでなく、部としての団結力や目標を達成するための努力、精神力を鍛えることができました。学んだことは今後の生活とは切り離さずに生かしていきます。
3年 N.S.さん