課外活動
I-Work(課外活動)とは
岩倉高校のI-Work(課外活動)は、生徒一人ひとりが自身の教室を飛び出し、実社会や多様な場面での活動を通じて成長をする取り組みです。この活動の中で、生徒たちは「興味関心」「自発思考」「対話力」「創造思考」「影響力」という5つのコンピテンシーを磨き、未来を切り拓く力を身につけます。
生徒が主体で活動!
体育祭実行委員・岩倉祭実行委員
岩倉高校では、学校祭と呼ばれる行事が2つあります。それが「体育祭」と「岩倉祭」です!どちらも、生徒の「やってみたい!」という気持ちから始まる、生徒主体の行事。昨年度は、それぞれ100人を超える生徒が実行委員として参加し、準備から当日の運営まで力を合わせて取り組みました。体育祭での、大きな応援の声に包まれながらの競技は、まさに大迫力!会場全体が一つになるような熱気に包まれます。岩倉祭は、クラスや部活動の企画、生徒たちのアイデアがいっぱい詰まった空間で、本校の雰囲気を実際に体感していただけます。どちらの行事も、生徒にとっては“仲間と協力して一つのものを作り上げる貴重な経験になります。

昨年は企画部のメンバーとして、新しい企画に挑戦し、多くの方から反響をいただきました。その経験を生かして、今年は実行委員長としてさらに成長したいと思い、活動に取り組んでいます。実行委員みんなで力を合わせて、「来てよかった」と思ってもらえる岩倉祭を創り上げていきます。
岩倉祭実行委員長 3年 I.K.さん
生徒教員意見交換会・つながる読書会
生徒会活動から「生徒教員意見交換会」、その他の課外活動から「つながる読書会」をご紹介します。「生徒教員意見交換会」では、より良い学校づくりを目指して生徒と教員が意見を交わします。生徒も教員も学校を良くしたいという思いは同じです。中でも関心が高いのは「校則」。お互いの立場から真剣に意見を交わして、それぞれの思いを理解する。そして一緒に学校の未来を考えていきます。「つながる読書会」は本を中心とした「繋がり」と「発見」の場です。読書は1人で楽しむだけのものではありません。読んだ本について和気あいあいと語りながら、本を介した人との出会いや、新たな価値観の発見にワクワクできる、そんな活動を行っています。

生徒教員意見交換会は、生徒会本部が主催する、教員とじっくり意見を交わせる会です。普段の学校生活ではなかなか聞くことのできない先生方の考えにふれたり、自分の思いを伝えたりすることができます。前回は1年生も多く参加してくれて、学校についてみんなで考えることは、とても有意義な時間となりました。
生徒会本部委員長 3年 J.S.さん

これまでに2回、読書会に参加しました。司会も担当し、作者や作品について調べていく中で、発見の連続でどんどん作品の世界に引き込まれていきました。参加者同士で感想を語り合う時間も楽しく、「そんな見方もできるのか」という新たな気づきもありました。本を読む楽しさ、人と共有する楽しさを感じられる会です。
つながる読書会参加者 3年 S.K.さん
生徒の想いを形に!
岩倉高校の「千羽鶴活動」
「千羽鶴活動」は、折り紙に想いを込めるように、生徒一人ひとりの挑戦を応援する取り組みです。名前には、自由な発想で様々な色や形に成長してほしいという願いが込められています。既存の活動に参加するだけでなく、生徒自身でプロジェクトを企画し実現することも可能です。「やりたい!」を行動に移し、仲間と共に挑戦を続けながら、1000のプロジェクト達成を目指しています。

「ただの放課後」が、大きなチャンスに変わった!私は地域の朝市で商品を販売し、外国の方に英語で学校紹介を行いました。そこから、朝市のプロモーションを考える活動も行っています。岩倉高校の“千羽鶴活動”で、人とつながる楽しさ、そして自分の可能性を広げる毎日が始まりました。
千羽鶴コアメンバー 3年 T.A.さん

不安だった高校生活が、挑戦の連続に変わった!私が参加した「紀伊國屋書店新宿本店での講演会」では、司会や企画運営など、初めてのことばかりで戸惑う毎日でした。でも、一歩踏み出すと、先生や仲間が背中を押してくれました。岩倉高校は、「やってみたい!」がカタチになる場所です。
千羽鶴コアメンバー 2年 Y.A.さん
昨年度は副委員長として活動し、たくさんの仲間と関わる中で、「誰とでも楽しく関われる委員長になりたい」と思い、自ら立候補しました。今年の体育祭テーマは「凌駕~伝統を超えろ~」。運動が得意な人も苦手な人も、応援する人も楽しめる体育祭を目指して、仲間と力を合わせて準備を進めています。
体育祭実行委員長 3年 K.M.さん